発達障害の定義を,発達障害者支援法の定義にもとづいている(文部科学省2007).
参考ブログ:http://eschool.weblogs.jp/aac/2009/10/dyslexia-c914.html
そのうち,学習障害として,読字障害,書字障害がある.英語圏では,そうしたreading,writingの障害を,「Dyslexia」と呼び,読み書き障害として,多くの研究が進んでいる.日本でも,LD学会をはじめとして,既にいくつかの研究が発表されている.
また,この読み書き障害は,言語間での出現率の違いも報告されている.このことは,私たちが言葉を理解する時,どういうメカニズムで脳が処理をするかに関係する.
例えば,「あひる」の「読み」の場合,
1.視覚刺激として,文字を捉える脳内の文字辞書が,処理をする.
「あひる」
2.綴りとして認知する辞書が,処理をする.
「あひる」
3.意味づけとして認知する辞書が,処理をする.
「あひる」に鳥のアヒルがイメージされる.
4.音韻として認知する辞書が,処理をする.
[a_hi_lu]の発音
人の脳は,視覚刺激として出された「あひる」の文字を,瞬時に,鳥のアヒルをイメージさせ,音として,[a_hi_lu]と表出する場合と,意味づけをしないで,一文字一文字と音と対応させて,[a_hi_lu]と表出する場合がある.
しかし,「ひある」の場合は,」綴りとして認知しない反応するか,綴りとして反応しない場合で,処理経路が変わる.それを,視覚的言葉は,音声,これは,文字における「透明性」「粒性」の違いだとする.読にも,ADHD,LD,言語障害,コミュニケーション障害を追ったとき,刺激等価性とは、反射性、対称性、推移性 という3つの関係性から成り立っている.(編集中)