【未来の教育,未来の学校】
インクルーシブ教育をみすえ,障害があるなしに関わらず,子どもたちの未来につながる教育研究のためのProject,AAC(Augmentative and Alternative Communication) Projectがはじまります.情報科学,教育工学,障害科学,認知心理学のアプローチからの,ものづくり研究です.
こちらのProjectの詳細は,メールでお問い合わせください.
〜〜エピソード〜〜
「私たちの未来」を書いて下さい.
外国語活動の研修,出席した教員たち,模造紙に想い描く未来.
『障害のある人もない人も,一緒に暮らす生活の中で,障害を障害と感じない意識の中で,人間も,人間でない機械も,共生して学び合う環境の中で,地球を越えた宇宙に向かって,成長していく未来.』
グループの中で,それぞれのもつ未来のイメージを共有しながら,未来の憲法5か条をグループで書いてください・・・研修の中で,課題がつづく.
「教育に必要なのは,「対話」なんですよ,外国語活動の真の意味は,そこにあるんです.」
講師の多田先生から,今の学校の教育に足りないのは,対話であり,対話が生み出すたくさんの英知が.教育に必要であることを学ぶ.
対話から・・・世界を仰ぐ.
視覚障害の子どもたちにも,聴覚障害の子どもたちにも,世界の子どもたちと対話をしてほしいと思う,世界を見てほしいと思う.
視覚障害,聴覚障害,言語障害,コミュニケーション障害の研究は,障害を見つめるところから,子どもたちが「生きる」ためには,何が必要で,教育はそのために,何をすべきなのかを問い,さらに,子どもたちの見つめる先の,未来には,どのような技術によって,私たち人間の「生きる」ことが支えられているのか・・・障害科学領域での研究は,情報科学,教育工学,認知心理学とも融合して,つぎのフェーズに進みます.
AAC(Augmentative and Alternative Communication) Projectは,子どもたちの「対話」を育むことや支援することを目的として,はじまりました.現在,モバイルを使った英語学習支援のための研究がはじまっています.